さてタイトルにある
「最初の10年間、金利ゼロで住宅ローンを借りる方法」
ですが、何だと思いますか?
(金利がゼロ、なので支払は普通に発生しますからね。)
最初の10年間は金利ゼロですが、この方法は実はあと2年ほどしか使えません。
今が平成24年ですから、税制が変わらなければ、、、の話ですが。
結論を言ってしまうと、
住宅ローン控除(※) を使う
のです。
※正式名称は 住宅借入金等特別控除 と言います。
住宅ローン控除とは、
住宅ローンを借りて新しく家を買った際に、
ローンの残高(借入額)の一部が所得税から控除(マイナス)
できる制度のことです。
控除を受けるとどうなるかというと、所得税で納める金額が少なくなりますから、
源泉徴収等でとられている所得税が払い過ぎの場合、還付されて戻ってきます!!
その金額は、平成24年に新しく住んだ人は最大30万円、
平成25年でも最大20万円となります。
ただし、この金額がまるまる還付されて戻ってくるわけではありません。
サラリーマンの場合だと、源泉徴収額が最大です。
手続きには住宅ローンを借りた最初の年末だけ確定申告が必要ですが
翌年以降は年末調整だけで控除が受けれます。
(手続きの方法や必要書類、控除を受けるための条件なんかは違う機会に説明しますね。)
とはいえ、この制度、
年末のローン残高の1%が控除額となっています。それが10年続けれます。
つまり住宅ローン の金利が1%以下なら、控除を受けている10年間は、
控除額と利息が相殺されるので実質的な金利負担がゼロということになります。
特に今は超低金利の時代ですから、だいたいどこの銀行でも住宅ローン変動金利は
最優遇で1%未満になってきてます。
メガバンクもそうですが、信用金庫なんかもかなり安い利率を出しています。
参考:西武信用金庫ホームページ(変動金利 最優遇 0.950%)
こういうことを知っているだけで、家を買うかどうかの判断が変わってきますよね。
ではどうすれば最優遇の安い金利でローンを借りれるのか。
借りたい人によって最適な金融機関は様々です。
そんな方たちの状況に応じて住宅ローンのコンサルティングを行い、
住宅購入の夢をお手伝いするのが僕のような住宅ローン専門FP、になります。(^ー^)